2014年12月21日日曜日

2014年に聴いた音楽について

「年間ベスト・アルバム!」ってよくあるんで自分もやってみたいなと。

2014年に出たCDとかLPとかDL音源から、個人的に心に残ったものを挙げます。結構たくさん聴いたんで、いまパッと思いつくものを先着で10枚挙げる。

「これいいねー!」っていうのがあってtwitterとかfacebookで連絡頂けたらうれしいです(笑)























CIBO MATTO/Hotel Valentine

年間ベスト1を挙げるならば、これ。1番聴いたと思う。サマソニのソニックステージでも目撃出来て感激しました。

従来からの基盤であったヒップホップテイストはさらにアブストラクトに、ときにダビーに聴かせる。The  Go! Teamが好きな人にもおすすめ。かな?

「10th Floor Ghost Girl」がめちゃくちゃかっこいい。奥行きのあるサウンドとは、まさにこういうのをいうのだろう・・・!

YouTubeでフルで上がっているが・・・これは試聴ということで、ぜひぜひ盤で聴きましょう。ボトムが全っ然違いまっせ。




















Band À Part ‎/Maravillas De La Ciencia[CD]


最近知った。スペインのバンアパ。原さんいない方。
いわゆるインディポップという括りなんだろうけど、聴かせるコードワーク満載のフレンチポップとか疾走感あるポストパンク寄りのギターポップナンバーが好きならおススメ。カジ君の「LOLIPOP」とか近いかも。

ネオアコからエレポップな展開が最高。飽きねえ・・・。
























でんぱ組inc./サクラあっぱれーしょん (初回限定 藤咲彩音盤) [7inch]


西東京のハードコア・シーンが生んだ鬼才・玉屋2060%(wiennersのvo.&G.担当)作曲による、オリエンタルテイスト溢れるファンキーな4つ打ちナンバー。

これはかなりハマりました。「こんなに良いメロディが2014年の今、まだ生まれるのか!」と。好き過ぎてCD盤に加え、アナログ7インチのピンキー!こと

藤咲彩音盤も購入。ピンキー!盤にはPandaBoy作の80'sなシンセポップな名曲「P and A」が収録されており、Tommy February(懐かしい)を思い出しました。



















For Tracy Hyde/In Fear Of Love[CD-R]

都内を中心に活動する5人組。

M3(同人音楽即売イベント)にて、確かご本人のブースでメンバーさんから直で頂いた。「ぼく、Cuicksっていうユニットを一人でやっておりまして・・」と自己紹介したら「あ、ノハラさんですか!」と言われ、びびる。なんて探究心だ・・・。

10年くらい前に、くるり×CoccoがやってたSINGER SONGERを、ドリームポップ+シンセウェイヴで再製したような、4曲入りのみずみずしいポップソング集。ミニマルながら思わず口ずさみたくなるチルウェイヴなインスト「さらばアトランティス鉄道」も最高。

























the HIATUS/Keeper Of The Flame[CD]

発売日に購入。めちゃくちゃ期待してたアルバム。

1stで見え隠れしていたエルレの残り香は微塵も感じさせない。ポストロック、エレクトロニカ、シューゲイザーといった要素を取り入れていながら「ただの自己満」みたいな感じは全くなく、何の違和感もなくやってのけるというところ、細美武士とバンドメンバーのカリスマ性というのかな、天才集団だなぁと感じる。あくまで歌メロはポップだし。ほんとカッコいいなと思う。


















Vibragun/Vibragun[CD]

シアトルのロックバンドの1st。マイブラのlovelessよりかはIsn't Anythingとか、ジザメリ寄りな、割と(?)輪郭のあるほうなシューゲイザー。スマパンとかニルヴァーナのノリで聴ける感じなので、それらが好きな人でもいけるかも。Ringo Deathstarrが好きな人はぜひぜひ!!
























Koji Nakamura/Materpeace[DL]

ex-SUPERCARのナカコーこと中村弘二のソロ作。

iTunes Music Storeにて購入。「Mastered for iTunes」と謳われちゃうと、「DL購入も良いなあ」なんて思ってしまう。

nyantoraやiLLやLAMAも聴いてきたが、ここへきて原点回帰?な、「その後のスーパーカー」を感じさせる歌モノ作・・・とはいえ、単なる歌モノ邦楽ギターロックなベタな内容ではなく、アンビエントやノイズ、ドローンとマッシュアップさせることにより、ナカコーの実験者精神が爆発した傑作。

くるりの新作にもいえるが、長年トップを走る続ける異端児は、職人であり研究者でもあるのだと実感。
























Sky Ferreira/Night Time My Time [CD]


これは日本限定の編集盤?2枚のep盤がコンパイルされてるものを購入。チボマット同様、スカイフェレイラもサマソニでビール飲みつつライヴ鑑賞。不機嫌そうな感じで、トガっててよかったw

Computer Magicのエレポップな感じをゴリっとさせたようなサウンドで、メロディ自体はポップで聴きやすいかと。曲そんな知らなくてもライヴで楽しめる感じ。
























The Raveonettes/Pe'ahi

レヴォネッツの・・・タイトルよめねえ・・・なんだったっけ(笑)

これもシューゲイザー系に括られるのかもしれないけれど、さきほどのVibragunは「ディストーション寄りのファズ」ならば、こちらはもろに「ファズ」で、そこにTemplesとかMGMTみたいな、サイケで甘い「静」の展開がハッキリとでてくる。凄く好き。
















早稲田大学 作曲研究会/Sounds from Thai​-​Wan[DL]


これもFor Tracy Hyde同様、M3の会場で買う・・・つもりがまさかの売り切れ(笑)で、後日bandcampでDL購入。

実際に台湾へ赴き、屋台やタクシーの車内などでフィールドレコーディングした音源を使用し、ダブステップやドラムンベースに落とし込むという内容。

まさに、「実験音楽」を地で行くサークル・・・どんな経緯があったのか(笑)・・・かなり面白い出会いでした。






ま、まだまだたくさん良いなって思うのはたくさんあったけど、ひとまずベストオブ2014 TOP10ということで。

0 件のコメント:

コメントを投稿